「基礎徹底こそ、お客様を笑顔にする力」

はじめに

こんにちは。私たちのブログをご覧いただきありがとうございます。
美容室に来られるお客様にとって、「毎回安心して任せられる」という信頼感はとても大切です。どんなにオシャレなデザインも、仕上がりが日によってバラバラでは満足度は下がってしまいます。

私たちが目指しているのは「いつ、誰が担当しても安定したクオリティを提供できる美容室」。そのために大切にしているのが、技術の基礎を徹底的に磨くことです。今回は、私たちが実践している教育の取り組みについてご紹介します。

1. なぜ「基礎」が大切なのか

美容師という仕事は「デザイン性」や「トレンド」に注目されがちですが、実はどんなに流行のスタイルを取り入れようとしても、土台となる基礎技術ができていなければ、その仕上がりは不安定になってしまいます。お客様は鏡の前で「可愛い・かっこいい」スタイルを期待して来店されますが、そこに必要不可欠なのは、技術の再現性と安定感です。サロンにとって「基礎を徹底する教育」は、スタッフ一人ひとりの自信を育てるだけでなく、お客様の信頼を獲得する最も確実な方法でもあります。

2. 美容師における技術の基礎とは

では、美容師における「基礎技術」とは何でしょうか。代表的なものを挙げると以下の通りです。

  • シャンプー技術:美容師としてお客様に提供する技術の中で一番初めに携わる技術。心地よさを提供できるかどうか。シャンプーの良さはお客様も重要視する方も多いですよね。
  • ブロッキング:正確なブロック分けは、カットやカラーの精度に直結します。当たり前のように日々スタイリストは行っていますが、ブロッキングの理解度は重要。
  • カットのベーシック:ワンレングス、グラデーション、レイヤー。この3つの組み合わせでほとんどのスタイルが作られる。ベーシックカットとワロンワークでも使えるカットをカリキュラムとして組み込んでいます。
  • 薬剤塗布の基本:塗布量、スピード、塗りムラを出さない精度。
  • ドライ技術:髪の方向性をコントロールし、仕上がりの質感を左右する。カットにおいてもとても大切な技術。

これらは派手に見える技術ではありませんが、すべてのデザインを支える「柱」です。ここがしっかりしていれば、流行のスタイルも安定して再現できます。

3. 基礎ができていないとどうなる?仕上がりの差

基礎技術をおろそかにすると、仕上がりには明らかな差が生まれます。
例えばカット。ベーシックなワンレングスが正しくできていなければ、ボブスタイルを切ったときに左右の長さがズレたり、内巻きに収まらなかったりします。お客様は「家で乾かしたら違う形になった」と感じ、リピートに繋がりにくくなります。
またカラー塗布の基本が不十分だと、染まりムラやダメージの原因となり、信頼を失ってしまいます。美容師本人の感覚では「少しの差」に見えても、お客様には大きな「不満」として伝わってしまいます。

4. 基礎を徹底することで得られる安定感

一方で、基礎を徹底的に身につけることで得られる最大のメリットは「安定した仕上がり」です。
お客様は毎回違うコンディションで来店されますが、基礎がしっかりしていれば、どんな状況でもブレない施術が可能です。例えば、少し髪が伸びていても、毛量が多くても、乾かし方が違っても、美容師が「基礎」に沿って施術することで、再現性の高い仕上がりを提供できます。

この安定感はお客様にとって大きな安心感となり、「この美容師さんなら任せられる」という信頼へ直結します。結果的に、指名数やリピート率の向上につながり、サロン全体の売上や評判を支える力となります。

5. 教育の現場で基礎を身につける方法

基礎の大切さは理解していても、現場でどう教育するかが課題になります。ここで、当サロンが力を入れている取り組みをご紹介します。

  • 勤務内練習制度
     当サロンでは、スタッフが無理なく技術を習得できるように「勤務時間内に練習時間」を確保しています。勤務後の疲れた状態で学ぶのではなく、集中できる時間帯に練習できるので、習得スピードが格段に上がり、体力的な負担も軽減されます。もちろん営業外の朝や夜に練習をしているスタッフもいます。より早く技術を習得し、日々のサロンワークで活躍してもらいたいと思っています。
  • しっかりしたカリキュラム
     ただ闇雲に練習するのではなく、シャンプーから始まり、カラー塗布、ブロー、ベーシックカットへと段階的に学べるカリキュラムを用意。ゴールが明確だからこそ、スタッフも成長を実感しやすく、自信を持って次のステップに進めます。それぞれのペースを見ながら、時には話し合いながら進めます!
  • 毎週日曜日の練習会
     さらに、毎週日曜日にはスタイリスト・アシスタント全員が参加する練習会を実施しています。サロン全体で技術を見直し合い、先輩から直接アドバイスを受けられる時間は、個人の成長スピードを加速させるだけでなく、スタッフ同士の一体感や技術水準の底上げにもつながっています。常に技術をアップデートすることは美容師として必要不可欠だと考えています。
  • デビュー後のサポート
     スタイリストデビューはゴールではなくスタート。デビュー後も技術チェックやフォローアップ研修を行い、1人で不安を抱え込まない環境を整えています。「教わった基礎がサロンワークでどう活きるか」を確認できるので、安心してデビューを迎えることができます。

6. サロン全体の技術レベルが上がるメリット

個人だけでなく、サロン全体で基礎を徹底することは、組織としての強みになります。スタッフ間で仕上がりの差が少なくなり、「どのスタイリストに担当してもらっても安心」というブランド力を構築できます。これは集客において大きな武器です。
さらに、基礎がしっかりしていると応用力も増し、トレンドスタイルの吸収が早くなります。新しい技術や薬剤を導入したときも、土台ができていれば応用が効き、即戦力として活かせます。

7. 基礎を大切にすることはお客様への最大の安心

美容師にとって「基礎を徹底する」ことは、単なる練習ではなく、お客様に最高の安心感を提供するための準備です。どんなに華やかなデザインも、基礎がなければ崩れてしまいます。逆に、基礎がしっかりしていれば、どんなデザインも安定して形にできます。

当サロンは「勤務内練習制度」「段階的なカリキュラム」「毎週日曜日の練習会」「デビュー後のサポート」という教育体制を整えることで、スタッフ全員が基礎から応用まで確実に成長できる環境を実現しています。
その結果、安定した仕上がりを常に提供できることが、私たちの最大の強みであり、お客様への信頼に繋がっています。

SNSが普及している現在、いろんな技術を目にできます。だからこそ基礎をしっかりと土台として更に色々な技術を習得していくための場所が今後とても貴重になるはずです。

技術の基礎を徹底しているからこそ、どのスタッフが担当しても安定した仕上がりをお届けできます。日々の練習やカリキュラム、デビュー後のサポート体制を大切にしながら、お客様に常にベストな技術を提供してまいります。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

今後も技術の向上とお客様の信頼に応えるため、スタッフ一同精進してまいります。
ぜひ一度、私たちのサロンでその安心感を体験してみてください。

皆様にとって安心して通える美容室であり続けます。

Agnos 青山 ディレクター 森川敬之