白髪染めを辞めて脱白髪染め!とは?

今回は脱白髪染めについての説明をしていきます!

最近インスタグラム等で目につく「脱白髪染めハイライト」「白髪染めを使わない白髪染め」などのワードを見る機会があるかと思います。

SNSをしてない方でも周りから白髪染めを辞めたなどと聴いたことはありませんか?

白髪染めを使わないヘアカラーとは何なのか?

その説明をしていきます!

先ずはその前にそもそもなぜ白髪はでてくるのか?

の説明からしていきます。

白髪とは?

毛髪に色を与えているのはメラニン色素です。メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪です。

白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)が残っているにも関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプ(休止型)とメラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプ(欠失型)があります。白髪の多くは欠失型です。


白髪の原因とは?

1.加齢

多くの白髪は自然な老化現象によってはじまりますが、個人差が非常にあります。

2.遺伝的要因

白髪になりやすい人と、そうでない人がいます。これには遺伝的な要因が強いといわれ、若白髪の人は10代~20代で白髪が出はじめることもあります。

また、最近の研究により白髪では黒髪に比べて、メラノサイトの生存や維持、黒化に非常に重要な働きをもつ遺伝子の発現量が低下していることがわかっています。まれなケースとして、遺伝的な原因により先天的に色素形成能力のない人も白髪になります。また部分的に皮ふの脱色が起こる白斑症が頭皮部分に起こると、その部分が白髪になることがあります。


3.精神的ストレス・その他

過度のストレスや、栄養状態の不良、薬の副作用や代謝障害によって白髪が生じることが知られています。


4.白髪染めをしてから白髪が増えた。

最近お客様からよく聞くことが多いです。

※個人差はあると思いますが。

頭皮につけてカラーをするので一つの原因

なのかもしれません。


従来の白髪染めとは?


今までの白髪染めは5トーン〜7トーンまでの明るさでないと白髪をしっかりと染める事ができません。

カラー剤や髪質によっては8トーン以上の明るさでも染まる方もいますが、大半はしっかり染まるというよりぼかしたり色が少し入った程度でどうしても目立ってしまいます。

白髪をしっかり染めるためには暗くするしかできず、

明るい髪色にする際は白髪をぼかすことしかできませんでした。

カラー剤によっては色が入らずキラキラと白髪が目立ってしまう事が多かったです。

そのため白髪染めをしている方は暗めの髪色が大半です。

また白髪染めはファッションカラーよりも薬剤が強く染めた後髪の毛がパサついたりダメージが目立つことも原因の一つです。


染め方

白髪は普通の髪の毛よりもカラーが染まりづらく根元にカラー剤をしっかりと溜める(頭皮にカラー剤をつける)塗り方で染めています。

根元にしっかりと溜めないと染まりムラや染まらない事もあるため、地肌が敏感な方やしみやすい方は頭皮用の保護クリームでプロテクトして染めています。

顔まわりなどは色素沈着しやすく、地肌も染まってしまう事もありました。

脱白髪染めとは?


ファッションカラー(おしゃれ染め)で染める新しい白髪染めの方法です。


ファッションカラーとは、アルカリ性のヘアカラーの中で、グレーカラーいわゆる白髪染めではないもののことを言います。 おしゃれ染めとも呼ばれています。 グレーカラー(白髪染め)に比べて色味や明るさの幅が選べます。また、発色が良く色持ちするのが特徴です。

白髪染めよりも髪への負担も少ないです。

脱白髪染めでは、7トーン以上の明るさに髪色を染める事ができます!

※髪質によって異なりますが10トーンまでの明るさであれば白髪を染める事ができます。

11トーン以上になると染める事が難しいく、それ以上の明るさにする際は、染めるというより白髪を活かしたヘアカラーをします。


また、暗い色で白髪を染めると、伸びてきた時に白髪と地毛のコントラストの差がつき過ぎてしまいより白髪が目立ってしまいます。


そのため8トーン以上の明るさに染める事でコントラストの差が減り白髪が伸びても気になりづらくなります。


ファッションカラーで染める事により艶と透明感のある髪色で明るさや色味を楽しむ事もできます!


今まで白髪染めで明るく出来なかった方で明るくしたい方にもオススメです!


染め方


脱白髪染めは「ゼロテク」という技術で染めていきます。


ゼロテクとは?

カラー専用コーム(クシ)を使い地肌につける事なく根元から白髪を染められます。

コームの目が細かいので髪の毛一本一本しっかりと染まります。


頭皮に付けずに染めるので地肌が敏感な方や頭皮につけるて塗ることに不安な方におすすめです!


育てるハイライトとは?

白髪の多い所に細かいハイライトをいれます!

1.伸びてきた時に白髪が目立たなくなる効果!

白髪染めをしてるても毛先まで伸びた白髪は少し明るくなりやすいのでハイライトで毛先の白髪をぼかす役割になります。


2.白髪染めのカラーを少しずつ明るくしていく効果!

白髪染めのカラーは一度染めると明るくする時にブリーチを使わないと明るくする事が難しいです。一度に明るくするのではなく、ハイライトで少しずつ明るくしていく事で髪の毛への負担を減らします。


ファッションカラー(オシャレ染め)でも白髪は染まる?


従来のカラー剤では白髪を染めることが出来なかったのですが、最近のカラー剤は白髪も染める事ができるようになりました。

ファッションカラーを使って染める方が髪にも優しく艶と透明感がでやすく、何よりも明るい髪色を楽しむ事ができます!

まとめ

脱白髪染めハイライトに変えてから明るい髪色も楽しめ、髪の毛も艶と透明感がでて、喜ばれる事が多いです。

元々地毛に近い明るさで白髪染めをしている方は、一度で明るくするのが難しいです。少しずつかけて明るくしていきます。

平均的に半年〜一年で全体が明るくなります。

ショート〜ミディアム(鎖骨下)くらいの長さの方の目安です。

一度で明るくするには全体をブリーチするしかないのですが、育てるハイライトの説明でも書いた通り白髪染めは色味が濃くしっかり染まるためブリーチ一回では綺麗に色が抜けないためオレンジまたは、赤茶色の髪色になります。

色を被せても綺麗な色味が出ずらいのと色落ちも早くなってしまい。髪のダメージにも繋がってしまいます。

なので一回で明るくしていくよりもハイライトを使って少しずつ明るくしていく方が髪の負担少なくなります。


白髪でお悩みの方、白髪を染めつつ明るい髪色も楽しみたい、地肌に付けずにカラーをしたいという方には、「脱白髪染め」はオススメです!


施術方法、脱白髪染めのビフォーアフターが気になる方は、インスタグラムから確認できます。

@satohair89


是非参考にしてみてください。


皆様のご来店 心よりお待ちしております。


Agnos青山 佐藤侑哉